専用型ロードセル
結晶育成荷重計
TT-XNⅡ TT-XNⅡ(G)
受注生産
結晶育成荷重計は、成長していく単結晶の直径制御用として、その重量を電気信号に変換する荷重センサーです。結晶育成荷重計は、荷重感度部(ロードセル)、増幅部(アンプ)、回転からの信号を外部に伝えるスリップリングおよびこれらを収納する容器より構成されています。
- 特長
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- 従来以上のオーバーロード保護
- 大口径インゴット引き上げ時のシードタッチの微小荷重の計測が可能な二段式(二出力)タイプ
※一段式(一出力)タイプも製作可能です。 - 差動出力によりノイズに強い
- 荷重感度部に非直線、ヒステリシス、繰り返し性が0.02% R.O. と高性能、高分解能のロードセルを使用
- 温度特性は、0.03% R.O./10℃(ゼロ点変化+感度変化)と非常に安定している
- 取得済特許
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- 日本特許第5679120号、第5776899号
- 中国特許第ZL201110291046.X号、第ZL201110291066.7号
- 韓国特許第1307997号、第1309318号
- 主な仕様
- 外形寸法図
- 事例
- ダウンロード
主な仕様
型式 | 容器構造 | 定格容量(N) |
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TT-XNⅡ | 常圧型 | 100N-500N※ |
TT-XNⅡ(G) | 常圧ガスパージ型 | 100N-500N※ |
型式 | TT-XNⅡ、TT-XNⅡ(G) |
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許容過負荷 | 600N |
直線性 | 0.02%R.O.(100N) 0.05% R.O.(500N) |
ヒステリシス | 0.02%R.O.(100N) 0.05% R.O.(500N) |
繰り返し性 | 0.02%R.O.(100N) 0.05% R.O.(500N) |
温度特性 | 0.03%R.O./10℃ |
ゼロ点調整範囲 | 約±25% R.O. (内部アンプの基板上で調整) |
最小分解能 | 0.001% R.O.(検出可能な変化量であり、安定性は含まず) |
スリップリング回転ノイズ | 50μVp-p以下(100rpm以下にて) |
スリップリング寿命 | 2 x 107 回転 |
応答性 | 約1Hz/-3dB |
オーバーロード保護 | 重力方向に約120%の荷重にてロードセル部を保護(過負荷保護機構付) 重力方向と逆方向(突上げ方向)はロードセルから 荷重伝達部品を切り離してロードセルを保護 |
電源 | 15VDC±10% 消費電流 300mA以下 |
出力 | 100Nロードセル: 0 〜 約10V DC 500Nロードセル:0~約10V DC |
使用温度範囲 | 0℃~50℃ |
容器構造 | 常圧型、常圧ガスパージ型(G) |
容器材質 | SUS304 |
本体重量 | 約 8kg |
外形寸法図
事例
- 単結晶引き上げ機
ダウンロード
製品カタログ |
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