TEDSとは?
センサーを接続するだけで、設定を簡単・確実にするプラグアンドプレイ機能
TEDS対応ロードセルとTEDS読み込み対応指示計を組み合わせることで、ロードセルに記録された感度情報などを自動的に読み込み、測定前の設定作業を簡略化できます。
TEDSとは?
TEDSとは、Transducer Electronic Data Sheet(トランスデューサー電子データシート)の略称です。
センサー固有の情報を電子化し、センサーに内蔵されたメモリーへ記録する仕組みです。TEDSの記述フォーマットは国際規格IEEE1451.4規格によって規格化されています。
“ティアックは2003年に国内で最初にマニュファクチャラーIDを取得。ワールドワイドでは16番目(現在登録数100社以上)に取得済みです。(マニュファクチャラーID:32)”
TEDSが入っていないロードセルのイメージ


【問題点】
- 試験成績表の紛失により正確な感度がわからなくなることがある。
- アンプ、指示計に一度設定すると何度も変更するものではないので、設定方法を忘れることがある。
- アンプ指示計のマニュアルを紛失して、設定方法が分からなくなる。
- ロードセルの組み込まれた機器が海外工場で使用されている例が多く、故障時に対応に手間取る。
TEDSが内蔵されたロードセルのイメージ

- ロードセル本体に内蔵されたメモリーに感度情報が記録されているため、データの紛失が起こりません。
- 指示計が自動モードの際、つなぎ変えて電源を入れると自動的に感度情報を再度読み込み、設定がされるため、マニュアルを見ながら手動での設定がなくなり、現場でのメンテナンス性が向上します。
TEDS内蔵ロードセルを導入するメリット
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設定時の入力ミスを軽減
試験成績表を確認しながら感度などを手入力する作業を減らせるため、数値の読み間違いや入力ミスの防止につながります。 -
センサー交換時の負担を軽減
TEDS対応ロードセルを交換した際、ロードセルに記録された情報を対応指示計が読み取ります。指示計が自動モードの場合には、つなぎ替えて電源を入れることで感度情報が再度読み込まれます。 -
試験成績表が手元になくても設定可能
感度情報がロードセル本体のメモリーに記録されているため、試験成績表を参照しながら数値を手入力する作業を省けます。 -
現場のメンテナンス性を向上
設定方法を確認するために取扱説明書を探したり、試験成績表の値を確認したりする負担を軽減します。ロードセルが組み込まれた装置の保守にも便利です。 -
海外工場や遠隔地での保守を支援
ロードセルを組み込んだ装置が海外工場や遠隔地で使用されている場合、試験成績表や設定値の確認に時間がかかることがあります。
TEDSに感度情報が記録されていれば、TEDS対応製品から情報を読み取れるため、現地での設定やロードセル交換時の作業負担を軽減できます。
ティアックのTEDS対応製品
ティアックのひずみゲージ式ロードセル/台はかり/圧力トランスデューサーでは、製品型式に「(T)」が付いているモデルがTEDS対応製品です。
型式表示例
標準仕様:TC-○○-G
TEDS対応仕様:TC-○○(T)-G
※実際の型式表記は製品シリーズによって異なります。各製品ページの仕様をご確認ください。
“ティアックのロードセルの大半がTEDSの標準化に対応しています。”
TEDS 内蔵ロードセルの電気的接続

TEDSを利用するために必要な機器
TEDSによる自動読み込みを利用するには、両方の機器がTEDSに対応している必要があります。
センサー側にTEDS情報が記録されていても、接続する指示計が読み込みに対応していない場合、自動設定機能は利用できません。
TEDS読み込み対応機器(指示計/シグナルコンディショナー/アンプ)として次の製品が掲載されています。
指示計にTEDS対応ロードセルを接続して表示されるTEDSデータ(TD-9000T)
※記録される情報は製品や仕様によって異なる場合があります。
※表示単位は指示値の横に表示されるだけで、どれを選択しても内部の演算処理に影響はありません。
例えば表示単位を「N」から「kN」に変更しても校正値の変換は行われません。
※TEDS内蔵センサーが接続されている場合、読み取った単位が設定されます。
- ご使用時の注意事項
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・ティアックのTEDS対応製品は、IEEE 1451.4クラス2のミックスモードインターフェースに対応しています。
・ケーブルの延長や配線変更を行う場合は、専用ケーブルをご使用ください。
・TEDS用配線をリモートセンス配線として使用しないでください。
ケーブル長によっては、抵抗値の補正が必要になる場合があります。
・複数のロードセルを和算して使用する用途には対応できません。
・詳しい接続方法と校正方法は、製品の取扱説明書をご確認ください。


