RS-485
RS-485
RS-485とは?
RS-485対応モデル例
RS-485対応は、出荷時オプションです。
方式 | RS-485 準拠2線式 |
---|---|
転送方式 | 調歩同期、半二重通信 |
接続台数 | 最大32台(マスタを含む) |
コード | ASCⅡ |
注意・制限事項(TD-700T(485))
RS-485通信の端子はTEDS通信と共用しています。
このため、電源ON時および手動によるTEDS校正中に、装置がTEDSデータを読出している間は、RS-485通信ができません。(通常TEDSデータの読み出しは装置起動後、約20秒で完了します。そのタイミングでコマンドを発行された場合は無視されます。)電源ON時は、起動時間と合わせて約40秒待ってから通信を行ってください。
TD-SC1(485)
TD-SC1(485)では、以下の2方式の通信プロトコルを選択して使用可能です。
- TD Format
- Modbus RTU
設定 | 初期値 | 選択値 |
---|---|---|
通信モード | TD Format(BCC) |
TD Format: TD Format(BCC) 連続送信 Modbus RTU |
TD Format ID番号 | 1 | 1~31 |
ボーレート | 115200 | 4800 9600 19200 38400 57600 115200 |
キャラクタ長 | 8bit | 8bit 7bit |
パリティビット | なし | なし 奇数 偶数 |
ストップビット | CR+LF | CR+LF CR |
Modbusデバイスアドレス | 1 | 1~247 |
Modbus無通信時間延長 | 0 | 0~30(ms) |
主な通信設定
-
通信モード
TD Format:TD-SC1独自の通信プロトコル
TD Format(BCC):TD Formatにチェックサム(BCC)を負荷した通信プロトコル
連続送信:TD Formatのポーリングコマンド(0001)のデータを連続送信します
Modbus RTU:Modbus RTU通信プロトコル
Modbus RTUとは?
ModbusとはアメリカのModicon Inc.により開発された産業用機器間でデータをやり取りするための通信プロトコルです。
https://www.modbus.org/ -
TD Format ID番号
1~31まで設定できます。(他の機器とのIDが重複しないように設定してください) -
キャラクタ長
接続する機器の通信条件に合わせて設定してください
Modbus RTUを使用する場合は、8bitに設定してください。7bitが設定された場合、動作しません -
Modbus RTUデバイスアドレス
1~247まで設定できます。他の機器とデバイスアドレスが重複しないように設定してください。 -
Modbus 無通信時間延長
通常通信速度に応じてシステムが設定する無通信時間を延長します