


TD-SC1は、ロードセルの微小な電気信号を、制御装置の仕様に合わせた出力に変換するシグナルコンディショナーです。
本製品は主に、半導体製造装置、産業用ロボット、FA装置等のロードセルの加圧力制御に用いられます。

機能を必要最低限に抑えた『薄型コンパクト設計』とし、DINレール固定方式により制御ユニットの省スペース化に対応し、お客様の装置の小型化に貢献します。


等価入力校正時の数値入力の手間を解消する自動校正機能です。電源投入時にセンサー情報を読込、自動で校正が完了します。ひずみゲージ式トランスデューサーの定格出力値(mV/V)と、定格容量値がTEDSメモリーに記録されており、このデータを基にして行う校正方法です。

3,10,30,100,300,1000Hz(-6db/oct)、なしを標準装備しています。
移動平均(OFF,2~2048)と組み合わせて、指示値のふらつきを抑えます。
RS-485、CC-Link※、EtherNet/IP™※の各種フィールドバスに対応します。
※CC-Link、EtherNet/IPは2022年秋頃を予定しています。

各種設定はPCで行い、USB接続経由でTD-SC1に設定が可能です。

指示値・比較判定(LO/OK/HI/FULL)・ホールド値・静ひずみ・入出力テスト表示が可能です。

ティアックのシグナルコンディショナーとしては最速の20,000回/秒の高速サンプリングを実現しました。

ロードセルのオーバーロードの際は、LEDランプが点灯し知らせます。

校正点を増やすことにより荷重測定の直線性を改善します。
実負荷校正及び等価入力校正実施後、リニアライズ校正を行ってください。

3点の接点出力(上限、下限、OK)