用語集

トランスデューサ用語の定義

定格容量 ロードセルが、その仕様を保って測定しうる最大容量(負荷)です。R.C. と略して表現します。
許容過負荷 定格容量を超える負荷に対して、ロードセルがその仕様に永久変化を受けない負荷のことです。許容過負荷内であれば、過負荷を取り除くとロードセルは再び定格容量までの仕様 を満たして使用可能です。定格容量に対する百分率で表します。
最大許容過負荷 これ以上負荷すると構造上損傷を生じる限界負荷のことです。
定格出力 定格容量を負荷したときの出力から、無負荷時の出力を差し引いた値です。 印加電圧1V あたりの出力(mV/V)で表す。R.O. と略して表現します。
非直線性 無負荷時の出力と定格負荷時の出力を結ぶ直線(基準曲線)に対する、校正負荷時の出力(校正曲線)の最大偏差のことです。ただし、校正負荷の増加時においてのみ測定します。定格出力に対する百分率で表します。
非直線性
ヒステリシス 無負荷から、定格容量までの負荷サイクルにおいて、負荷増加時と、負荷減少時のロードセルの出力の差の最大値です。定格出力に対する百分率で表します。 ヒステリシス
繰り返し性 同一の負荷条件ならびに同一の周囲条件において、繰り返し負荷したときの最大差。3回の平均定格出力に対する百分率で表す。 繰り返し性
許容印加電圧 ロードセルがその仕様を保って継続的に使用しうる、入力端子へ加えることの出来る最大の電圧をいいます。
入力端子間抵抗 無負荷で出力端子を開いた状態の下で測定する入力端子間の抵抗です。
出力端子間抵抗 無負荷で出力端子を開いた状態の下で測定する出力端子間の抵抗です。
絶縁抵抗 ロードセルの電気回路とロードセル本体間の直流抵抗です。通常50VDC を用いて測定 しています。
補償温度範囲 定格出力と零バランスが、仕様を超えないように補償されている温度範囲のことです。
使用温度範囲 仕様を満足して使用できる温度範囲のことです。
許容温度範囲 定められた仕様は満足しないが、ロードセルに永久的な特性変化(ダメージ)を生じる ことなく使用できる温度範囲のことです。
零点温度影響 ロードセルの雰囲気温度が10℃変化したときの無負荷時の出力の変化量です。 10℃あたりの変化を定格出力の百分率で表します。(例:0.5%R.O./10℃)
出力の温度影響 ロードセルの雰囲気温度が10℃変化したときの定格出力の変化量です。 10℃あたりの変化を定格出力の百分率で表します。 社内検査基準は、25℃ /4 時間→ 50℃ /4 時間→ 25℃ /4 時間です。

その他の定義

アクティブゲージ ひずみを生じる部分に取り付けられたひずみゲージのことです。
SN 比 設定感度における規定出力と、ノイズ(p-p 値)との比です。百分率またはデシベルで 表します。
感度 規定された条件の下での、ひずみ入力に対する出力(電圧、電流、指示値)の比または その逆の値です。
基底ノイズ アンプ、指示計、シグナルコンディショナーが持っているノイズ量のことです。
ゲージブリッジ、
ブリッジ
ひずみゲージを構成辺とするホイートストンブリッジ回路です。
ゲージ率設定範囲 使用ひずみゲージのゲージ率の差にかかわらず、同一負荷の時に同一ひずみ値を得るよう に設定できるひずみゲージ率の範囲のことです。
校正ひずみ 指示計やアンプなどの測定値を校正するために加える電気信号です。 通常ひずみ換算で入力します。
校正ブリッジ 校正ひずみを発生させるブリッジ回路のことです。
最大出力 規定の負荷に対して、仕様を満足して供給できる出力の最大値です。 電圧または電流で示します。
出力負荷抵抗 負荷と最大出力の関係を言います。
スイッチボックス 1台のひずみ測定器を切り換えることによって、多数点のひずみ測定をするとき、 ゲージの切り換え、および平衡を行う器具です。
スパン 指示計器などにおいて、フルスケールで示されるひずみ量のことです。レンジと言う 場合もあります。
ダイアルブリッジ 零位法測定器において、ひずみを読み取るための指示ダイアルを持った平衡電圧発生 ブリッジ回路のことです。
ダミーゲージ ブリッジを構成する目的で抵抗としてのみ用いられるゲージ。温度補償として、温度変化 によるアクティブゲージのひずみ量の変化を打ち消す目的のものも含まれます。
等価ノイズ 設定感度の規定出力におけるノイズ(p-p 値)。入力に換算したひずみで示します。
等価ひずみ ブリッジを構成するゲージにひずみが加わって生じる出力電圧を、同じ出力を与える1辺 のゲージのひずみに換算した値です。
ひずみ入力 ひずみで示したひずみ測定器の入力です。
負荷抵抗 仕様を満足して負荷することが可能な抵抗です。
ブリッジ電源 ブリッジ回路の印加電源のことです。電圧または電流(定電流電源の場合)、直流または 交流です。交流の場合は、その周波数(搬送波周波数)も示します。
ブリッジボックス アクティブゲージの近辺でホイートストンブリッジ回路を構成するための器具です。
分解能 指示計や測定器の検知、または調整し得る最少のひずみ変化量のことです。
平衡調整範囲 ゲージブリッジ回路の抵抗偏差、および容量偏差を補正できる範囲です。抵抗調整範囲は、 ゲージ抵抗の百分率で示し( ゲージ抵抗を記入)、容量調整範囲は容量値で示します。