TEDSシステムとは?

TEDSシステムとは?

TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)システムとは、センサー固有の情報を電子的に読み書きするシステムで、 センサーに内蔵したEEPROMに記録し、この値を電子的に読み書きすることができるIEEEで規格化された記述フォーマットの総称です。

TEACのロードセル本体に内蔵されたメモリに下記を電子化し記録します。メモリーチップを内蔵させることで、 対応が難しい小型低容量のモデルにも対応しています。

  • モデル名
  • シリアル番号
  • 感度(物理量に対する出力値)等の校正係数

センサーだけでなく指示計がその読み出しに対応することで、センサー固有の値を電子的に設定でき、記録された情報を 読み取り等価入力校正を自動化し、設定時のヒューマンエラーを排除、ロードセル交換時の負担を軽減することができます。

ロードセルの交換

【問題点】

  • 試験成績表の紛失により正確な感度がわからなくなることがある。
  • アンプ、指示計に一度設定すると何度も変更するものではないので、設定方法を忘れることがある。
  • アンプ指示計のマニュアルを紛失して、設定方法が分からなくなる。
  • ロードセルの組み込まれた機器が海外工場で使用されている例が多く、故障時に対応に手間取る。
  • ロードセル本体に内蔵されたメモリーに感度情報が記録されているため、データの紛失が起こりません。
  • 指示計が自動モードの際、つなぎ変えて電源を入れると自動的に感度情報を再度読み込み、設定がされるため、マニュアルを見ながら手動での設定がなくなり、現場でのメンテナンス性が向上します。

TEDS 内蔵ロードセルの電気的接続

  • 図に示す通り接続してください。
    接続を間違えると平衡が取れなかったり、荷重を負荷した場合、出力電圧に誤差が生じます。
  • ケーブルの「橙、緑」またはコネクターピン「F、G」はTEDS 用の配線です。
  • リモートセンスには対応しておりません。
    リモートセンス対応品は、TEDS と同じケーブルやコネクターピンを使用しますので、誤ってリモートセンスとして使用しない様にご注意ください。
  • シールド線は本体に接続されておりません。外来からのノイズ等でアースの必要があるときは、シールド線を本体以外の部分で接地するなどの処置をしてください。
  • ケーブルを延長される場合は、専用ケーブルを使用してください。(当社にご相談ください)
電気的接続

ティアックのTEDS対応への取組み

マニュファクチャラーIDを取得

ティアックは国内で最初にマニュファクチャラーIDを取得。ワールドワイドでは16番目(現在登録数90社中)に取得済みです。
(マニュファクチャラーID:32)

指示計についてもTD-250T以降のモデルではTEDS読み込みに対応しています。センサー、指示計両方の対応で設定が簡略化でき、現場での設定の煩雑さがなくなります。

今後すべてのモデルをTEDS対応としていきます。