技術者から

ロードセルの用途・種類

ロードセルの用途を一言で表せば「量る」です。
さまざまなものを「量る」ことを目的としていますが、「さまざまなもの」という漠とした言い方しかできない、 それほど、多くの分野で必要とされているのが、ロードセルなのです。
例えば、一例を挙げますと


  • 1.航空機の重心位置の割り出し、列車の枕木を荷重計にした輪重、軸重計測
  • 2.自動車関連では分力計や衝突板による計量
  • 3.一般工場で使用するホッパーやタンクの計量には、
  • 上流
    大投入:原材料の総重量を量る“大容量のロードセル”
    TC-AR(T)-G[200kN、100kN])
    中流
    中投入:原材料をタンクへ投入する量〜配合比を決めるための“中容量のロードセル”
    TU-PGRS TC-AR(T)-GTC-FR(T)-G
    下流
    小投入:混合材された物体を小出しにて袋詰め等で量る“小容量のロードセル”
    TC-SR TC-NSR(T)-GTC-USR(T)-G
    など、上・中・下の流れで分けてもロードセルは異なります。

また、量る物質の付加価値や配合比の精度で、ロードセルの精度も比例し変わります。
さらにニッチな分野ですと、リハビリ用具等の研究にもさまざまな形でロードセルをご利用いただいています。

TEACが得意とする分野

小型ロードセル

お客様の用途に合わせた適切なロードセルをご提供させていただいておりますが、 その中でも弊社が得意としているのは、超小型低容量のロードセルです。標準品は外形がφ10高さ3mm〜φ12高さ4mmです。
その小型、軽量、薄型 RoHSを生かした使用方法として、


  • 超小型ピンの圧入力管理
  • 積層板のプレス面圧の管理
  • 板材の切断力(押圧)の管理
  • 電気部品の接合力の管理などが挙げられます。

もちろん他にも用途は多数あります。

TEACは常に、独自の構造をベースに製品化を心がけております(結晶育成用高精度ロードセル、結晶育成用引上げ機用ロードセル、 小型ロードセルの高精度化)。

カスタマイズやオリジナル製作への積極的な取り組み

寸法図

お客様との打合せの中で、標準品では対応が厳しい条件等(使用環境、スペース)が判明した場合は、 標準品のカスタマイズをご提案しています。また、お客様のニーズに合わせた特殊設計も、つど検討させていただいています。 一品ごとの試作対応から量産対応までのお手伝いをさせていただくことで、研究・開発から生産技術に携わる方々の一助に なればと考えております。


お客様に安心してロードセルをお使いいただくために

ロードセルをご検討される場合は、用途・目的など具体的にご相談ください。 お客様のシステムや負荷機構等をお伺いし、より的確なアドバイスをさせていただきます。 また、今後ホームページを積極的に活用し、誤った使用例なども含め事例集などを掲載していきます。 ご使用中のロードセルの寿命を延ばすには、お客様に始業点検、定期荷重検査を実施いただくことで品質保持が 可能になると同時に、定期点検はTEACへ荷重検査をご依頼ください。

“量る世界は無限大”です。

新分野に参入することで新たな課題が生まれ、その解決方法、手段により技術は進歩します。
TEACは、今後もロードセルの開発・製品化に積極的に取り組み、お客様のニーズに合った製品を数多くご提供していきたいと思っております。